科学と仏教の会オンリーライフについて

世には数多くの宗教団体が存在する。
宗教年鑑(平成26年版)によれば、219,939の宗教団体があり、内訳は次のようになっている。

神道系:88,549(40.2%)
仏教系:85,282(38.7%)
キリスト教系:9,347(4.2%)
諸教:36,761(16.7%)

教えている内容は千差万別。
その中において、「科学と仏教の会 オンリーライフ」という団体がある。
この名称には創設者の強い想いが込められているそうだ。
もともと創設者は理系の人間で、宗教にまったく興味はなかったとのこと。
むしろ、多くの一般人同様、宗教に対して悪いイメージを持っていたという。
それが、科学との共通点を知り、仏教に関心を持つようになったのだという。
「2500年も前の教えが、なぜ最先端の科学の発見と一致するのか」
こんな感じだったのだという。
偶然とは言い難いレベルの共通点に驚いたわけだ。
それから仏教を深く学び、同時に神道やキリスト教といった他の宗教の致命的な欠点も知っていく。
そして、仏教系の団体のほとんどは、仏教という名を装ったまったく違う宗教であることも知っていく。
この状況を変えるために、科学の力に希望を見出しているとのこと。
頑固なキリスト教が天動説から地動説に教えを変えたようにだ。
科学以外の力で、頑固な宗教団体が変えるのは難しい。
特に心の世界は「量子が真実を明らかにしてくれる」という期待を込めている。
本当の仏教の教え、他の宗教の欠点等々、それらをわかりやすく本にまとめている。
もちろん科学の知見も交えながら。
切り口も、恋愛やビジネス等、様々な視点で書かれている。
耳を傾けてみてはどうだろうか。

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